京都のわらべ歌

●京都のわらべ歌
「ホッチッチかもてなや」
ホッチッチ かもてなやおまえの子じゃなし 孫じゃなし赤の他人じゃ ホッチッチ ホッチッチ かもてなやおまえの子じゃなし 孫じゃなし親類になったら かもてんか

京都に古くから歌い継がれているこのわらべ歌には京都人の心が感じられます。1200年以上前から都として栄えた京都は多くの人が暮らしていました。それほど大きな街ではないので、この歌のように程よい距離感で人と接することがお互い気持ちよく過ごす秘訣だったのでしょう。今も、京都にはたくさんの芸大美大が近接してそれぞれ個性的な学生が出てくるのは、この歌のような気分が根ざしているからかもしれませんね。